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「ナースがんばるふんばるはしる」

馬庭恭子さん

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「ナースがんばるふんばるはしる」

2010/04/12

 これまで看護師として一生懸命働いて、自分の人生を切り開いたんですけど、あるときガンを患いましてね。それで、病院のベッドの上で人生を振り返るんですよ。がん患者さんがこれまでの人生をリセットし、第二の人生を歩もうと思ったとき、自分の人生を振り返るって聞くでしょ。 私も一回死んだ思いで、自分の人生を振り返ったんです。

 そのとき、私のほかにも「看護師さんになりたい!」って思ってくれる人がいたらいいなって感じたんです。ですから、そう思ってくれた人のために書いた本、高校生とか看護学生の人たち向けに書いた本なのよね。日々の勉強や仕事に追われて、看護ってなんだろう?って疑問が浮かんだときに、この本を読むことで、改めて看護士さんになろうと思ったり、看護師ってどんな仕事なんだろうって思ったときに読んでもらえたらいいなって。がん患者としての目線と、看護師としての目線から、看護師ってすごく楽しい職業だよっていうこと、職業選択のときの道しるべになればいいなと。

 今は市議会議員なんてやってますけど、ベースは今でも看護の仕事なの。医療現場や臨床現場ことをいっぱい知ってるし、経験してるわけですから、そういう視点から政策を考えてみたり、反映させていきたいと考えているの。これまでの技術とか知識を土台にして、違うフィールドで活かしていきたい、頑張っていきたいと考えているの。それはどんな職業でも、すごく大切なことだと思うんです。

 それと、この本に込められたもう一つのメッセージ。それはどんなことがあっても前向きにチャレンジすれば、最後まであきらめずに頑張れば必ず道は開けるということ。このごろの子って「もういいや、もうどうにでもなれ」って感じで、すぐにあきらめてしまうことって多いと思うんです。「もうやめた〜、しんどいから」。それはそれでいいとは思うんだけど……。でも、大人になってそのときの自分を振り返ったときに、「あのときにもう少し頑張っていればな」って後悔して欲しくないと思うんです。看護師をあきらめそうになったとき、この仕事ってこんなに大きな意味があったんだって、気づいてくれたらいいなって。

 看護師って仕事は、人の命を預かって、人が幸せになるためのお手伝いする仕事。誰にでも出来る仕事ではと思うんです。本当にすばらし仕事だと思うの。しかし現実は、夜中の勤務があったり、困難なことがすごくいっぱいあるから、辞めていく人も多いんですよね。でも職業としては、本当に素晴らしいものなので、若い子たちにもこの仕事を選んで欲しいなっていう思いが強いの。

『とっても魅力的で自分を成長させてくれる』、『あきらめないで、前向きに最後まで頑張っていこう』。この二つを感じ取りながら、楽しくこの本を読んでくれたら、それが私にとって一番うれしいことなんですよね。

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馬庭恭子さん

著者プロフィール

馬庭恭子

1951年広島県生まれ。96年聖路加国際看護大学大学院看護研究科博士課程前期終了。97年日本看護協会専門看護師に認定。86〜94年広島総合病院山科病棟健康管理課にて訪問看護従事するかたわら、96〜02年広島YMCA訪問看護ステーション・ピース所長を勤める。09年現在広島市議会議員

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